ばんせい投信投資顧問事件まとめ

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創業家である藤井家が京都の地場証券会社としてスタートし、2008年(平成20年)で創業100周年を迎えています。1998年(平成10年)に商品先物取引会社である大雄社先物社に買収されましたが、子会社である萬成証券を存続会社とした合併が行われ先物系証券会社となりました。
2008年12月にユニマット山丸証券株式会社の事業を一部承継し、2008年12月1日より現在の名称となり、後に村上豊彦が社長に就任したため、役員から創業家がいなくなりました。
一時期は全国に20ヵ所以上の支社や支店があり、従業員も1000人以上いましたが、手数料自由化などの法改正を見越しての理由により人員や規模を縮小し、東京・名古屋・京都・大阪の大都市に集約しました。支社は京都にあり、支店は名古屋・大阪・札幌・宝塚・大宮・福岡・ロンドン(駐在員事務所)。
現在は証券業務に注力し、株式や投資信託、日経225先物、金融商品の組成、ロンドンAIM市場などの国内外市場の上場支援(東西キャピタルと提携)、ディーリング業務などの証券業務や投資銀行業務などを手掛けています。以前は商品先物取引(サヤ取り)や商品ファンドなどを個人顧客に対して販売していましたが、2008年10月に同業務完全撤退しました。

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頻繁に社名を変更していたことで有名でしたが、「萬成プライムキャピタル証券」という名前だったときには、顧客の株式取引で「取引一任勘定取引」(顧客の資金を使って勝手に株の売買を行う契約を取り付けて、これを執行)を行った事実が判明し、証券取引等監視委員会から勧告を受けています。
「入や萬成証券」という名前だった際は、商品先物取引を装って赤字の関連会社2社に所得を付け替えていたとして、東京国税局から、2003年(平成15年)3月期までの3年間に、計約7億4000万円の所得隠しを指摘されました。同国税局は重加算税も含め約1億6000万円を追徴課税(更正処分)しています。
「ばんせい証券」という名前になってからは、同証券に証券取引法(現金融商品取引法)に違反する行為があったとして、証券取引等監視委員会が金融庁に対して処分勧告を行っています。
また、ばんせい証券は当時、鈴木亜久里が代表を務めたF1チーム・スーパーアグリF1チームに、大口スポンサーとして香港に拠点を持つという石油商社・SS UNITED GROUPを紹介、2007年(平成19年)シーズンのチームの資金源となるはずでしたが、実際には一度もスポンサー料が払われることが無く、シーズン半ばで連絡も途絶えました。実際にはSS UNITED GROUPは実体のない会社でした。 この件がもともと資金面に不安のあったスーパーアグリF1チームにとどめを刺す形となり、翌2008年シーズン途中でチームはF1を撤退。その後、ばんせい山丸証券は鈴木亜久里らを相手取って16億2000万円の返還を求める民事訴訟を起こし、東京地裁は2010年6月24日、原告の訴えを100%認める判決を下しました。この件について鈴木は、「資金を出す気のない企業とスポンサー契約を結ばされ、だまされた」と主張しています。
2011年(平成23年)2月22日、証券取引等監視委員会は、有価証券届出書を提出していない都内非上場企業の社債を勧誘販売していたとして、「ばんせい山丸証券」を行政処分するよう金融庁に勧告した。この勧告に基づき、関東財務局は2011年3月1日に行政処分を行いました。
このように、不祥事があると名前を変更し運営している企業も少なくありませんので、投資をする際は過去のニュース等も参考にしましょう。