スパークス投資顧問まとめ

靴脱ぐ投資家で有名なスパークスグループについてまとめてみました。

スパークス投資顧問

「日本では靴を脱がないと上がれない」。運用会社のスパークス・グループの阿部修平社長による対話型アクティビスト(物言う株主)ファンドの基本的な考えです。投資先企業には土足で踏み込まずに、まずは信頼関係を重視し成長に向け話し合うこと。総会シーズンを控えた今、内部留保を吐き出させ「利益が出ただけですぐに売却しようと思っているならアクティビストと名乗らない方がいい」と主張しています。

スパークスは企業との対話によって企業の価値を向上させようと目指すファンドです。帝繊維株を保有していますが、帝繊維の株主はみずほフィナンシャルグループやSOMPOホールディングス、さらには年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)、明治安田生命保険などと投資家でなくても名前を聞いたことがあるような大手機関投資家というかクジラですね。阿部氏は投資先に対して「最後のチェックをするのが株主」とおっしゃっています。「その他株主に対して問題を提起して多くの方に考えて欲しい」と呼びかけています。

投資まで5年待つ

阿部氏の運用するスパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンドの投資対象は経営者が優秀で、収益性が高いか、高くなり得る事業をやっている企業です。株価が十分割安かどうかも決め手になります。この1年間の運用結果はマイナス0.53%(5月末時点)で、TOPIX(東証株価指数)のマイナス17.6%を大きく上回っています。

スパークス・グループ<8739>

スパークス・グループは独立系の資産運用会社です。ボトムアップ・アプローチによる日本株の調査・運用に強みがあり名前を聞いたことがある方も少なくないと思います。主に投資顧問業務、投資信託委託業が中核です。他にも不動産、再生可能エネルギーの調査・運用など幅広く実施中。韓国、香港子会社でアジア株の調査・運用を展開しています。

収益の源泉となる運用資産が着実に拡大しています。主力の日本株ファンドのほか、再生可能エネルギー投資、「未来創生ファンド」も資産が増加。投資の多様化も進んでいるように見受けられます。株価は17年に入ってからは調整中のように感じますが、一定の戻りを見込んでいるので、今後も監視したい企業です。